アジは、日常の食卓において馴染み深い魚の1つです。
釣りに関しても、アジは堤防などから手軽に釣れるので非常に人気が高いです。
ここでは、アジ釣りの時期と時間帯のおすすめについてご紹介します。
アジとは
アジは、スズキ目アジ科に属する魚です。北海道から九州まで全国の沿岸に生息しています。
稜鱗は、頭部付近から尻尾の付け根まで続いています。
尻尾付近は、非常に尖っていて手をけがすることがあります。
ぜいごとも呼ばれています。
夏のサビキ釣りでよく釣れるのは、5~10cmほどの小アジです。
50cmを超えるような大型もいます。
なお、30cmのアジのことを尺アジと言います。
アジは群れで行動します。
そのため、1匹釣れれば、連続で釣れる可能性が高くなります。
口が柔らかいので、強引なやり取りをするとバレやすいです。
もちろん、口の硬い部分にしっかり掛ればバレることは少ないです。
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アジ釣りのおすすめの時期
アジ釣りのベストシーズンは夏~秋です。7~10月がもっともおすすめです。
夏は小型が多いですが、数釣りを楽しめます。
秋から少しずつ型が良くなっていきます。
寒くなると、大型が釣れるようになります。
ただし、数は期待できません。
アジ釣りは年間を通して行うことができます。
数を狙うのか、型を狙うのかで釣りに行く時期を選ぶとよいです。
初心者は、慣れるまで夏~秋に釣りに行くことをおすすめします。
アジ釣りのおすすめの時間帯
アジ釣りのおすすめの時間帯は朝夕マズメと夜間です。特に、朝夕マズメは非常に活性が高いのでよく喰います。
夜間は、アジが常夜灯周辺に集まってくるので、非常に釣りやすいです。
アジは夜行性なので日中には釣れないのではと思われる人もいるかもしれません。
しかし、アジは夜行性の魚ではありません。
そのため、日中にもアジはよく釣れます。
爆釣することもあります。
アジ釣りの潮回りなど
アジ釣りは、潮の流れも重要です。潮がよく動く大潮の日がおすすめです。
潮が動く日は、アジの活性が高いことが多いためです。
ただ、潮が速すぎると釣りができないこともあります。
小潮などの潮があまり動かない日でも釣れなくはありません。
アジの活性が低くなると言われていますが、大潮の日よりも釣れることがあります。
実際のところ、釣りに行ってみないと釣れるかどうかはわかりません。
いくらよく釣れる時間帯でも、潮の流れが悪ければ釣れません。
もっとも釣れないのは潮が止まっている時間帯です。
サビキ釣りの撒き餌もまったくと言ってもよいほど効果がありません。
よく釣れるのは止まっていた潮が流れ始める時間帯です。
漁港で釣る場合、アジが入ってくる上げ潮がおすすめです。
逆に、下げ潮はアジが出て行くのであまり釣れなくなります。
潮についてのセオリーはいろいろあります。
しかし、いつもセオリーどおりになるとは限りません。
意外とあてにならいこともあります。
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