大阪湾や東京湾で人気のタチウオ釣り。
毎年多くの釣り人が釣りを楽しみます。
タチウオは、船からだけでなくおかっぱりからも狙うことができます。
ここでは、タチウオ釣りの時期(シーズン)・時間帯についてご紹介します。
タチウオとは?ドラゴンの基準は?
タチウオとは、スズキ目サバ亜目タチウオ科に属する魚です。魚体は、銀色で細長くて薄っぺらいです。
名前の由来は、太刀に似ているためという説や立って泳ぐためという説があります。
剣みたいなので、サーベルフィッシュと呼ばれることもあります。
性格は獰猛で、共食いをすることもあります。
たまに尻尾の切れているタチウオが釣れることがありますが、それは共食いによりなくなったのです。
タチウオは、非常に鋭い歯を持っています。
少し触れただけでも切れてしまうので、釣り上げた後は注意しなければなりません。
フィッシュグリップは必須アイテムです。
タチウオ専用のものがおすすめです。
体長は、最大で150cm以上にもなります。
1mほどのタチウオは、比較的容易に釣れます。
大型のタチウオの中には、ドラゴンと呼ばれるものがいます。
それは幅が指5本分以上か120cm以上のタチウオのことです。
ドラゴンの基準は、地域によって異なります。
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タチウオ釣りの時期
年によっても異なりますが、タチウオは6~1月ぐらいまで狙えます。よく釣れるのは8~10月ぐらいです。
この時期は小型が多いですが、数がたくさん釣れます。
初心者が釣りに行くのに最適です。
寒くなるにつれて、大型が釣れるようになります。
大型を狙いたいのなら、この時期がおすすめです。
ただ、数が減るので、まったく釣れないこともあります。
他の時期は、まったく釣れないわけではありませんが、数はそれほど期待できません。
特に、堤防からはかなり厳しいです。
タチウオ釣りの時間帯
タチウオは夜行性のため、暗くなると活発に動き回ります。沖へ出ていたタチウオは、夜になると接岸してきます。
そのため、堤防で狙うのなら夜間(朝夕マズメを含む)です。
常夜灯周辺を狙ってみるとよいです。
日中は、タチウオが沖に出るので釣るのが難しいです。
逆に、船釣りは沖に出て釣るので、明るくなってからでも釣れます。
船釣り(乗合船)は時間が決まっているので、夜釣りはほとんどできないと思います。
そのため、夜明けから午前中一杯の釣りになることが多いです。
狙い目は朝マズメです。
タチウオは潮回りによって釣果が影響される
タチウオ釣りは、潮に大きく影響されます。潮が大きすぎるとよくないと言われています。
そのため、小潮や中潮の日がおすすめです。
当然、これらの日には予約がたくさん入っていることが多いです。
ただ、大潮でもよく釣れることがあるので、絶対とまでは言えません。
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