クロダイ釣りにはいくつかの釣り方があります。
中でも、落とし込み釣りは非常に人気が高いです。
ここでは、クロダイの落とし込み仕掛けと釣り方についてご紹介します。
目次
クロダイの落とし込みの時期・時間帯
クロダイの落とし込みの時期・時間帯についてご紹介します。時期
クロダイの落とし込みは春と夏に釣りに行くとよいです。春は乗っ込みの時期です。
3~4月がおすすめです。
5月ぐらいまでよく釣れることがあります。
この時期は良型を狙えます。
夏は6~8月がおすすめです。
梅雨の時期は爆釣することもあります。
この時期は、浅いタナで釣れることが多いです。
数がたくさん釣れるので、非常に楽しく釣ることができます。
これ以外の時期にも落とし込みは可能です。
春や夏には劣るでしょうが釣れます。
時間帯
落とし込みは、基本的には明るい時間帯に行います。目でラインなどが見える方が圧倒的に釣りやすいです。
朝夕マズメはクロダイの活性が高いのでおすすめです。
夜釣りでも釣り自体は可能です。
初心者は日中の方がよいでしょう。
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クロダイの落とし込み釣り仕掛け
落とし込みの仕掛けは、次のとおりです。
竿
竿は落とし込み専用竿を使います。長さは3~4mがおすすめです。
高い堤防では、長めの竿がよいです。
リール
リールはタイコリールを使います。タイコリールは、軽い仕掛けを落とし込みやすいです。
ライン
ラインはナイロンの3号を使います。PEでもよいです。
目印
目印は、付けるかどうかは好みで判断するとよいです。絶対に必要なものではありません。
自作してもよいですが、市販のものを使ってもよいです。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの1.5~2号を使います。ハリ
ハリは落とし込み専用のチヌバリ3~5号を使います。針にガン玉を打ちます。
クロダイの落とし込みのエサ
クロダイの落とし込みのエサはイガイ・カニ・イワイソメなどを使います。時期によっては、フジツボを使うとよいこともあります。
もっともおすすめのエサはイガイです。
イガイがあれば、イガイを使います。
エサ取りにも強いです。
カニも人気のエサの1つです。
カニは、タンクガニやアブラガニなどが使われます。
その時期にその釣り場にいるものを使うのが、もっとも効果的です。
そのため、釣り場の状況をよく観察するようにします。
クロダイ釣りの落とし込みの釣り方
釣り方は、次のとおりです。ケーソンの継ぎ目など潮の流れに変化がある場所を探します。
仕掛けを堤防の際から20cm離れたところへ投入します。
この時、自分の姿がクロダイに見えないように細心の注意を図ります。
クロダイは、人間の姿を見つけると警戒して喰わなくなってしまうためです。
海面から2~3mまでが勝負です。
アタリがなければ、底まで沈めることもあります。
いかに仕掛けを自然に落とし込んでいけるかで釣果がかわります。
落とし込む際には、次の動作を心がけます。
- 仕掛けが流れる方向へ同じ速さで移動します。
- 仕掛けが沈む速さと同じ速さで竿を下げていきます。
こうすることで、不自然さがなくなります。
狙ったタナまで沈んで、しばらく待っても、アタリがなければ回収します。
これを繰り返します。
底を狙う場合も、基本的には同じです。
底まで沈めばゆっくり聞き上げます。
聞き上げとは、穂先を上げる誘い方のことです。
その後、再度仕掛けを沈めて、しばらくアタリを待ちます。
これを繰り返します。
アタリがなければ、仕掛けを回収します。
アタリは、仕掛けが沈まなくなったり、沈むのが速くなったりするなどの変化がみられます。
目印を付けている場合は、目印をみて判断するとわかりやすいです。
アタリがあれば合わせます。
喰ってこない時は、沈める速さや聞き上げの速さなどに変化をつけるとよいです。
何回かやってみてダメなら、場所を移動します。
5mほど横へ移動したところで狙ってみるとよいです。
この釣りは、堤防を幅広く探ることが重要です。
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