釣りの人気ターゲットであるカサゴ。
もっとも簡単にカサゴを釣り上げる方法の1つが穴釣りです。
根魚と言えば穴釣りというぐらい、根魚釣りではよく行われる釣り方です。
ここでは、カサゴの穴釣り仕掛けと釣り方についてご紹介します。
目次
カサゴの穴釣りの時期・時間帯
カサゴを穴釣りで釣る場合、おすすめは冬から春にかけてです。10~3月に釣りに行くとよいです。
ただ、これ以外の時期でもカサゴを釣ることは可能です。
穴釣りでは、他にメバルやキジハタなどの根魚が釣れます。
カサゴだけにこだわらないのなら、年間を通して楽しむことができます。
ちなみに、メバルは春、キジハタは夏によく釣れる魚です。
カサゴは夜行性のため、夜釣りに行くのがおすすめです。
ただ、穴釣りはテトラに乗って釣ったりすることが多いので、暗いと非常に危険です。
そのため、日中の明るいうちに釣りに行った方がよいです。
日中でも喰ってくれるので心配する必要はありません。
朝夕マズメはカサゴの活性が高くなるのでおすすめです。
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カサゴの穴釣り仕掛け
カサゴの穴釣り仕掛けは次のとおりです。
竿
竿はやや硬めのバスロッドを使います。他には、ルアーロッドも使えます。
長さは2m前後でよいです。
あまりにも長すぎると、非常に釣りにくいです。
リール
リールは小型のベイトリールをおすすめします。底を取りやすく、着底後すぐに誘い始められます。
スピニングリールでもよいです。
ライン
ラインはナイロンの2~3号を使います。オモリ
オモリは2~3号のナツメオモリを使います。ハリス
ハリスはフロロカーボンの1.5号を使います。長さは10~20cmほどでよいです。
針
針は丸セイゴの10号を使います。ブラクリを使ってもOKです。
カサゴ釣りの穴釣りのエサ
カサゴ釣りの穴釣りで使うエサはアオイソメやイワイソメなどがおすすめです。タラシは1~2cmと短めの方がよいです。
長すぎると、喰い込みが悪くなることがあります。
状況によって、タラシの長さを調整するとよいです。
他にも、サバの切り身やイカの短冊などでも釣れます。
エサの代わりに、人工餌やワームを使ってもよいです。
カサゴの穴釣りのポイント
カサゴの穴釣りのポイントはテトラのある堤防です。穴釣りという名前のとおり、穴(隙間)に仕掛けを落とし込んで釣ります。
穴釣りの最適な穴は、積まれたテトラの隙間です。
テトラ帯に行けば、ポイントは無数に存在します。
釣るポイントに困ることはないでしょう。
テトラ帯がなければ、堤防の際やケーソンの継ぎ目などを狙ってみるとよいです。
敷石の隙間も好ポイントとなっています。
カサゴの穴釣りの釣り方
カサゴの穴釣りの釣り方は、次のとおりです。まず、足元でカサゴが潜んでいそうな場所を探します。
見つかれば、その場所に仕掛けを沈めます。
沈むのが止まっても、穂先を上下させると、再び沈み始めることがあります。
沈まなくなるまで、これを繰り返します。
着底後、糸ふけを取ってアタリを待ちます。
アタリがなければ、穂先を上下に動かして誘いを入れます。
アタリはあっても、なかなか喰い込まない時は、ラインを少し緩めてやるとよいです。
釣れなければ、攻めるポイントをどんどん変えていきます。
ランガンスタイルがぴったりの釣りです。
粘って釣れる釣りではありませんので、いかにカサゴがいるポイントへ移動できるかが勝負です。
キャストして、沖の方を狙うこともできます。
着底後、ラインを張らずに、少し緩めておいてやると喰い込みがよくなります。
リフト&フォールで誘いながら、手前まで探ってきます。
アタリがあれば、すぐに合わせて、底から一気に引き離します。
一気に引き離さないと、根に潜られてしまい、釣りあげるのが難しくなってしまうためです。
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