タコの寿命や産卵期・オスメスの見分け方などに関してまとめてみました。
直接釣りには役に立たないかもしれません。
しかし、知っておいて損はありません。
タコの寿命・産卵期などの生態
タコとは、当サイトではマダコのことを指します。マダコは、タコ目マダコ科に属するタコです。
日本の中部以南の沿岸の岩礁帯や砂泥地などに生息しています。
日本の西側に多く、日本海には少ないです。
タコは真水を嫌うので、汽水域での釣りはあまりおすすめしません。
全長60cmに達する個体もいます。
寿命は約1年~1年半と短いです。
タコは夜行性のため、夜間に活発に動き回ります。
昼間は、岩陰などに身を潜めています。
ただ、昼間でも近くにエサがあれば、積極的に食べに来ます。
エビやカニなどの甲殻類や貝類をエサとしています。
釣り上げたタコから、たまにカニが落ちるのを見かけることがあります。
一般的には、タコは3~6月に産卵します。
地域によっては、9~10月に産卵します。
ただし、例外もあります。
瀬戸内海の産卵期は6~9月となっています。
6月と9月に産卵する個体が多いです。
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タコの性別(オス・メス)の見分け方
もちろん、タコにもオスとメスがいます。メスの方が大きい傾向にありますが、絶対ではありません。
そのため、大きさで見分けることはできません。
もっとも簡単にオスとメスを見分ける方法は、足を確認することです。
オスの足には、交接腕という精子の入った精包を受け渡すための腕(足)があります。
交接腕は1本だけです。
他の足とは違って、先には吸盤が付いていません。
マダコではありませんが、このようなイメージです。
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