ワカサギ釣りと言えば、寒さで震えながら釣るというイメージがあります。
しかし、ドーム船から釣りを行えばまったく寒くはありません。
寒くないどころか、暖かい環境の中で釣りを楽しめます。
ここでは、ドーム船でのワカサギ釣りの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
目次
ドーム船でのワカサギ釣りの魅力とは
ワカサギ釣りには、大きく分けると4つのタイプの釣りがあります。- ボート釣り
- 桟橋釣り
- ドーム船での釣り
- 氷上釣り
ドーム船での釣りの最大の魅力は、暖かい環境で釣りができることです。
船内は暖房が効いているので暖かいです。
電子レンジなどの設備が整っているのもうれしいです。
快適な釣りを堪能できます。
ドーム船にもいくつか種類があります。
- 自走式
- 固定式
- 桟橋式
自走式は、船が動くことができます。
自らがワカサギのいるポイントまで移動します。
固定式は、船が固定されているので動きません。
沖に浮かぶ船まで、別の船で送迎してもらいます。
桟橋式は、桟橋の先に船が接続しています。
釣り人は自由に行き来できます。
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ドーム船でのワカサギ仕掛け
ドーム船でのワカサギ釣りにおいては、電動リールを使うのが主流となっています。そのため、ここでは電動リールを使った仕掛けをご紹介します。
竿
竿は電動リール専用の穂先を使います。穂先は可変アダプターでリールとつなぎます。
そのため、穂先の角度を調整できます。
水平から20度ほど下げるぐらいが釣りやすいです。
リール
リールは電動リールを使います。ワカサギ釣り専用のものがあります。
カウンター付きがおすすめです。
電動リールを置くリール台を設置すると、効率よく釣っていくことができます。
ただし、リール台を設置できないことがあるので、事前に確認する必要があります。
道糸
道糸はナイロンを使います。フロロカーボンを使う釣り人もいます。
0.4~0.6号がおすすめです。
仕掛け
仕掛けは市販のワカサギ仕掛けを使います。ハリスの素材にはフロロカーボンとナイロンがあります。
フロロカーボンは張りがあり、絡んでもほどきやすく耐久性が高いです。
活性の高いワカサギを狙うのに適しています。
一方のナイロンはしなやかなので、エサがナチュラルに動きます。
活性の低いワカサギを狙うのにおすすめです。
ハリスは0.2号が一般的です。
もう少し太いものを使うと、トラブルが減って釣りやすいことがあります。
長さは3~5cmほどです。
活性が高いほど短めがよいです。
仕掛けの全長は1m以内がおすすめです。
初心者は、5本バリで全長が60~70cmのものがよいです。
ハリは狐バリと袖バリが使われます。
狐バリは掛かりがよく、袖バリはバレにくいです。
状況に応じて使い分けるとよいです。
下バリを付けるようにします。
下バリとはオモリの下に付けるハリのことです。
オモリより上のハリと異なる動きをします。
下バリばかりに喰ってくることがあります。
付けておいて損はありません。
オモリ
オモリはナス型オモリの5~8gをメインに使います。水深やワカサギの活性によって、重さを調整します。
その他
釣ったワカサギを入れる生け簀を用意します。生け簀に専用のハリ外しをセットしておくと、素早くハリを外せます。
魚群探知機があれば、ワカサギがどのタナにいるのかがわかります。
効率的に釣っていくためには欠かせません。
ワカサギ釣りのエサ
ワカサギ釣りのエサとしては、サシ・本ラビット・ブドウムシを使います。サシは王道のエサと言ってもよいです。
紅サシと白サシがあります。
濁っている時は紅サシ、喰いが渋い時は白サシがおすすめです。
ハリを両端に刺して、真ん中でカットすると効率がよいです。
匂いの強い本ラビットもおすすめです。
ブドウムシは、寄せエサとして使われることが多いです。
ドーム船でのワカサギの釣り方
まず、仕掛けを狙ったタナまで沈めます。沈めば、誘いをかけていきます。
誘い方は次の4つがおすすめです。
基本的な誘い
もっとも基本的な誘いは、穂先を1~3cmほど持ち上げて下ろします。これを数回行って止めます。
リール台の上でトントンと叩くようなイメージです。
止めた時に喰ってくることが多いです。
穂先が今までとは異なる動きをすればアタリです。
バウンド誘い
穂先を持ち上げて下ろします。下ろす際は、リール台に強く置きます。
強く置くことで、穂先の弾力でオモリが上下に動きます。
これがよい誘いとなります。
リール台を使わないとできません。
連続では行わず、1度行ったら止めます。
穂先は平行になるようにセットしておきます。
穂先が今までとは異なる動きをすればアタリです。
振り子誘い
竿を持ち上げて、一定のリズムで小刻みに振り続けます。簡単でアタリを取りやすいです。
穂先が急に抑え込まれたり、持ち上がればアタリです。
違和感があれば、どんどん合わせていきます。
聞き上げ誘い
竿をスーッと持ち上げて誘いをかけます。持ち上げる速さはいろいろ試してみるとよいです。
冬はゆっくりめがおすすめです。
アタリは穂先に出やすいです。
竿を持ち上げている最中に止めて、数回のシェイクを入れると効果的です。
シェイクを入れた後、再度持ち上げてシェイクを入れます。
これを繰り返します。
シェイク時に喰ってくることが多いです。
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