ソウダガツオをご存じですか?
ソウダガツオもカツオの一種です。
ここでは、ソウダガツオ釣りの時期・時間帯についてご紹介します。
旬についての解説もあります。
ソウダガツオとは
ソウダガツオとは、スズキ目サバ科ソウダガツオ属に分類される魚の総称のことです。主にマルソウダとヒラソウダのことを指しています。
外見はカツオよりもサバに似ています。
マルソウダ・ヒラソウダ共に北海道~九州までの沿岸部に生息しています。
熱帯・亜熱帯・温帯の海域で広く見られます。
ヒラソウダの方が沿岸に近い場所を回遊しています。
マルソウダは最大で50cm前後、ヒラソウダは最大で60cm前後になります。
ヒラソウダの方がやや大きくなります。
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マルソウダとヒラソウダの見分け方
マルソウダとヒラソウダの見分け方はいくつかあります。エラの上の黒色部が、背中の黒色域とつながっているかどうかで見分けることができます。
つながっているのがマルソウダで、離れているのがヒラソウダです。
胸甲部の形で見分けることもできます。
胸甲部とは、胸びれ近くの鱗のある硬い部分のことです。
マルソウダはV字形で、ヒラソウダはY字形をしています。
秋は釣りのハイシーズン!
— しん@湘南カヤックアングラー (@s_ume7) October 8, 2021
このマルソウダとヒラソウダの違いは大切(^^)ヒスタミンが多いのはマルソウダ、気をつけましょう♪ pic.twitter.com/1bPtQGTqV1
魚の体形からも見分けることは可能です。
マルソウダは体高が低く、丸くて細長い体形をしています。
一方のヒラソウダは体高が高く、平べったい体形をしています。
ソウダガツオ釣りの時期・産卵期
ソウダガツオ釣りの時期・産卵期についてご紹介します。ソウダガツオは夏~秋にかけて釣りに行くとよいです。
7~12月頃がおすすめの時期です。
ソウダガツオの産卵期は春~夏にかけてです。
産卵後の体力回復のため、夏になるとエサを喰い出します。
また、水温が高くなると、沖合にいたソウダガツオがベイトを求めて沿岸部に回遊してきます。
湾内にも入ってくるので、堤防などからもよく釣れます。
秋になると、サイズが大きくなり、脂が乗りだします。
40cm以上のものが釣れることもあります。
ソウダガツオ釣りの時間帯
ソウダガツオ釣りの時間帯についてご紹介します。おすすめの時間帯は朝マズメです。
朝マズメでも、日の出の時間帯以降が狙い目です。
薄暗い時間帯よりも明るい時間帯がよいです。
そのため、日中も狙うことができます。
夕マズメも暗くなるまでなら期待できます。
ソウダガツオの旬の時期
ソウダガツオの旬は秋~冬にかけてです。この時期になると、脂が乗っておいしいです。
特に、ヒラソウダはマルソウダよりも脂が乗っていて、うまみがあります。
刺身やたたきで食べるのがおすすめです。
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