ショアラバのタックルと釣り方

ショアラバのタックルと釣り方

オフショアからのマダイ釣りと言えば、タイラバ人気がスゴイです。

実は、ショアからもタイラバを行うことができます。

それはどのような釣法なのでしょうか?

ここでは、ショアラバのタックルと釣り方についてご紹介します。

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ショアラバとは

ショアからもタイラバを行うことができると述べました。

ショアからルアーのタイラバをキャストし、誘いをかけて釣ります。

この釣法のことをショアラバと言います。


ショアラバもメインターゲットはマダイです。

ショアからは40~50cmくらいがよく釣れます。

他にも、青物や根魚、タチウオ、ヒラメなども狙えます。
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ショアラバの時期のおすすめ

ショアラバではいろいろな魚を狙うことができます。

そのため、どの魚を狙うのかによっておすすめの時期は変わってきます。


マダイであれば、サイズや数にこだわらなければ年間を通して狙うことができます。

大型を釣りたいのであれば、春の乗っ込みが狙い目です。

産卵のため、浅場にやってくるためです。

オフショアの時期よりも数週間ほど遅れることが多いです。


魚種を絞らず、とにかく魚を釣りたいということであれば、がおすすめです。

特に、秋はいろいろな魚の数釣りができる時期です。

初心者は秋に釣りに行くとよいです。

ショアラバの時間帯のおすすめ

ショアラバも他の釣りと同じく、朝夕マズメの時間帯がおすすめです。

多くの魚の活性が高くなるためです。

夜釣りも可能ですが、日中の方がよいです。


潮の動きも重要です。

潮が動いている時間帯によく喰います。

逆に、潮が止まると喰わなくなります。

事前に潮の動きをチェックしておくとよいです。

ショアラバのタックル

ショアラバのタックルは、次のとおりです。

ショアラバのタックルと釣り方

ロッド

ロッドはシーバスロッドライトショアジギングロッドを使います。

タイラバを遠投できて、しっかり喰い込ませることができるしなやかなものがおすすめです。

ショアラバ用ロッドも出ています。

長さは8~10フィートです。

リール

リールはスピニングリールを使います。

サイズは3000~4000番がよく使われます。

ベイトリールでもOKですが、バックラッシュするので注意が必要です。

ライン

ラインはPEの0.8~1.5号を使います。

細い方が飛距離が出やすいです。

青物が喰ってくるとラインが放出されるので、150mほど巻いておくとよいです。

リーダー

リーダーはフロロカーボンの3~5号を使います。

根ズレに強いフロロカーボンがおすすめです。

長さは1.5mです。

タイラバ

タイラバはキャスト専用(ショアラバ用)タイラバを使います。

遠投性能が高いのでおすすめです。

オフショア用の遊動式タイプのタイラバでもOKです。

重さは30~45gがメインとなります。

ショアラバのポイントのおすすめ

ショアラバは、巻いては沈める釣りです。

水深が深い方が長く誘うことができて有利です。

そのため、足元から急に深くなっている堤防や磯がおすすめです。

浅いポイントは釣りにくい上、釣果が伸びないことが多いです。


また、マダイをはじめとした多くの魚は潮通しのよいポイントを好みます。

堤防の先端などは狙い目となります。

ベイトが集まる岩礁帯や藻場なども好ポイントです。

狙う魚によっても異なります。

ショアラバの釣り方のコツ

まず、タイラバを遠投します。

サミングしながら着水させ、フリーフォールで底まで沈めます。

着底したら、すぐにリールを巻き始めます。

このようにするのは、タイラバを追ってきたマダイに見切らせないためと根掛かりを防止するためです。


オフショアのタイラバ同様、アクションは不要です。

一定の速さでただ巻きするだけでOKです。

水深の半分ほどまで上がってきたら、再度フリーフォールで底まで沈め直します。

これを繰り返します。


テンションフォールで沈めてもOKです。

テンションフォールで沈めると、次のようなメリットがあります。

  • ラインが張った状態なので、アタリが出やすい
  • 浅い場所で釣る場合、カーブしながら沈むのでフォールの距離を長く取れる

リールを巻く速さは、1秒間にハンドル1~2回転を目安にするとよいです。

どの速さに好反応を示すのかはやってみないとわかりません。

いろいろな速さを試します。

速さを変える場合は、最初から巻きたい速さで巻くようにします。

途中で速さを変えるのはNGです。


どのタナに魚がいるのかも探ります。

アタリのあったタナを中心に攻めるとよいです。


アタリがあっても、基本的には合わせません。

そのまま同じ速さで巻き続けます。

無理に合わせると、すっぽ抜けてしまうことが多いためです。

ただし、ロッドが大きく引き込まれたり、重みを感じれば、魚を持ち上げるようにして合わせます。

ショアからの釣りで掛けた魚は、水圧の変化が少ないのでとにかく元気です。

できる限り速く寄せないとバレるおそれがあります。

そのため、追い合わせしてしっかり掛け、ゴリ巻きするとよいです。


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