餌木(エギ)でスミイカを釣る餌木スミイカ。
仕掛けも釣り方も非常にシンプルです。
それにもかかわらず、東京湾では大人気の釣りとなっています。
ここでは、餌木スミイカの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
餌木スミイカの時期
スミイカは秋~春まで釣りを楽しめます。しかし、餌木スミイカはポイントの水深が浅い時期しかできません。
使用する中オモリが軽いためです。
年内いっぱいまでで終わる船が多いです。
あくまで目安です。
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餌木スミイカの仕掛け
餌木スミイカの仕掛けは、次のとおりです。
竿
竿は餌木スミイカ専用竿を使います。硬めのキス竿や湾フグ竿でもOKです。
オモリ負荷が10~15号の先調子のものがおすすめです。
穂先は柔らかく、胴には張りがないけません。
長さは1.8~2mです。
リール
リールは小型の両軸リールを使います。道糸
道糸はPEのp1.5~2号を使います。もう少し細くても釣りは可能です。
しかし、細いと合わせ切れするリスクが高くなります。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの4~5号を使います。長さは1.5m前後です。
道糸とは直結します。
オモリ
オモリは中オモリを使います。10号が基本です。
潮が速い時は15号を使います。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの3~4号を使います。長さは1.5mです。
餌木を底ギリギリにもっていかなくいてはいけません。
そのため、長さは正確に測っておく必要があります。
餌木
餌木は2~2.5号を使います。10月は小型が多いので2号がよく使われます。
成長する11月以降は2.5号がメインとなります。
カラーはピンク系とオレンジ系が定番です。
餌木スミイカの釣り方
まず、仕掛けを底まで沈めます。中オモリが底に着けば、糸ふけを取ります。
底から1m巻き上げます。
1m上げるのは、ハリスが1.5mのためです。
底ギリギリでアタリを待ちます。
底ギリギリを狙うのは、スミイカがそのタナにいるためです。
底から浮きすぎると、スミイカは餌木に乗りません。
潮が速い時は、餌木が浮きやすいので80cm上げます。
逆に、潮が緩い時は1.2m上げるとよいです。
状況によって、餌木が底ギリギリにくるように調整しなければなりません。
餌木スミイカにおいてはシャクる必要はありません。
シャクッた方が乗りが悪くなります。
そのまま何もせずに待った方がよいです。
底の状況は絶えず変わっています。
そのため、定期的にタナを取り直す必要があります。
20秒ほどに1回の割合が理想的です。
スミイカが餌木に乗ると、竿先にアタリが出ます。
揺れていた穂先がピタリと止まったり、モタレればアタリです。
アタリがあれば、すぐに大きく合わせます。
フッキングすれば、手に重量感が伝わってきます。
あとは、一定の速さで巻き上げます。
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