関東では、ヤリイカ釣りが盛んに行われています。
ヤリイカは食べておいしいです。
それほど難しい釣りではありませんので、自分で釣って食べるのがおすすめです。
ここでは、ヤリイカ釣りの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
ヤリイカ釣りの時期
ヤリイカ釣りは、8月中旬頃から釣れ出します。よく釣れるのは10~4月です。
比較的寒い時期が中心です。
時期にもよりますが、ヤリイカは昼夜を問わず狙えます。
真冬にも釣れます。
この時期は夜釣りがメインとなります。
寒いのが苦手な人は厳しいかもしれません。
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ヤリイカ釣りの仕掛け
ヤリイカ釣りには、さまざまな仕掛けが使われます。ここでは、ブランコ仕掛けについてご紹介します。
ブランコ仕掛けは、身切れなどのバラシが少ないのでおすすめです。
仕掛けは、次のとおりです。

竿
竿はヤリイカ専用竿やイカ竿を使います。先調子で、穂先の感度の優れたものがおすすめです。
150号前後のオモリに対応したものを選びます。
長さは1.6~2mです。
リール
リールは、小~中型の電動リールを使います。サイズは、ダイワなら300~500番、シマノなら800~3000番がおすすめです。
道糸
道糸はPEの3号前後を使います。300m巻いておきます。
幹糸
幹糸はフロロカーボンの4~5号を使います。エダス
エダスはフロロカーボンの3~4号を使います。長さは7~10cmです。
エダスの間隔は120~130cmです。
イカヅノ
イカヅノは11cmのプラヅノを使います。乗りが悪い場合は、もっと短いもの(8cmなど)に交換します。
カラーは、水色・ピンク・ケイムラが定番です。
小ヤリは、細くて短いものがおすすめです。
5~10本付けます。
仕掛けの真ん中に、ウキスッテを1つ混ぜるとよいことがあります。
オモリ
オモリは120~150号がよく使われます。船で指定されることが多いです。
MEMO
仕掛けの上にイカ用ヨリ取りリングを付けてもよいです。ヤリイカの釣り方
船長から合図があれば、仕掛けを投入します。仕掛けを底まで沈めていきます。
着底したら、すぐに糸ふけを取ってスーッと竿先を上げていきます。
その後、数秒ステイします。
実は、ヤリイカは着底直後にアタることが多いです。
アタリがあれば、10mほど低速で巻き上げます。
うまくいけば、ここで追い乗りしてきます。
それ以降は、もう少し巻く速度をアップして巻き上げます。
アタリがなければ、70~100cmほどシャクり上げて、数秒アタリを待ちます。
これを繰り返した、底から3~5mの範囲内を探ります。
底から3~5m上がれば、今度は70~100cmほど落とし込みながら誘っていきます。
この時も、落とし込んだら数秒ステイさせます。
底まで沈めば、再度繰り返します。
これを2~3セット行ってもアタリがなければ、20~30m巻き上げて落とし直します。
これが効果的な場合があります。
微妙なアタリは、とにかく巻いてみるとよいです。
5~10mほど巻き上げれば、ヤリイカが乗っているかどうかわかります。
乗っていれば、明確なアタリが出るためです。
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