おかっぱりからのタチウオ釣りと言えば、ワインドが大人気です。
人気なのはよく釣れるためです。
おかっぱりからタチウオを狙うのなら、ワインドの仕掛けや釣り方をマスターしておいて損はありません。
初心者にもおすすめの釣りです。
しかし、コツを掴まないと上手く釣ることができません。
ここでは、タチウオワインドのタックルと釣り方についてご紹介します。
目次
タチウオワインドの時期
タチウオワインドは、6~12月頃まで行うことができます。ベストシーズンは8~10月頃です。
大型を狙いたいのであれば、寒くなる11~12月頃です。
1~5月頃はおかっぱりから狙うのが難しいです。
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タチウオワインドの時間帯
タチウオワインドのおすすめの時間帯は朝夕マズメ前後です。タチウオの活性が高くなります。
夜明け・日没の前後の1~2時間が勝負です。
夜間は、常夜灯周辺などにエサを求めてやって来ます。
そのため、朝夕マズメでなくても狙えます。
日中は、岸から離れた沖の方の深場へ移動します。
狙うなら深場ですが、数はあまり期待できません。
タチウオワインドのタックル
タチウオワインドのタックルは、次のとおりです。
ロッド
ロッドはタチウオ専用のワインドロッドを使います。シーバスロッドやエギングロッドも使えます。
ただ、キャストしてシャクッて巻いてくるという釣り方を考えると、グリップの長いワインドロッドがおすすめです。
扱いにくいロッドでは、非常に疲れてしまいます。
穂先は、ある程度硬くないといけません。
そうしないと、ルアーをダートさせることができないためです。
長さは8~9フィートが使いやすいです。
リール
リールはスピニングリールを使います。キャストして巻いてくる釣りだけに、バックラッシュのないスピニングリールの方がよいです。
サイズは2500~3000番がおすすめです
ライン
ラインはPEの0.6~1号を使います。伸びないので、キレのある誘いが可能となります。
アタリも取りやすいです。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの4~5号を使います。長さは0.5~1mぐらいにします。
さらにワイヤーリーダーをセットします。
長さは10cmほどのものでよいです。
ジグヘッド
ジグヘッドはワインド用のものを使います。重さは20g前後です。
風の状況などによっては、他の重さを使うこともあります。
カラーはシルバー系とゴールド系がおすすめです。
ワーム
ワームはワインド用のものを使います。大きさは3インチです。
カラーはグロー系と白系、ピンク系がおすすめです。
タチウオワインドの釣り方
ワインドでは、いかにルアー(ジグヘッド+ワーム)をダートさせることができるかが重要です。ダートとは、ルアーを左右に飛び跳ねさせて誘うアクションのことです。
タチウオワインドの釣り方は、次のとおりです。
まず、狙ったポイントへルアーをキャストします。
探りたいレンジまでルアーを沈めます。
着水後、カウントしながら沈めるとよいです。
攻めるレンジまで沈めば、誘い始めます。
夜釣りでは、表層から攻めるのがセオリーです。
アタリがなければ、少しずつレンジを下げていきます。
逆に、明るいうちは底付近を狙います。
ルアーをダートさせるわけですが、ロッドアクションは次のとおりです。
ロッドの穂先を真上に跳ね上げてシャクるだけです。
これを繰り返すことで、ルアーは左右にダートします。
力任せにシャクる必要はなく、手首を利かせ、メリハリをつけてシャクればOKです。
MEMO
注意したいのは、シャクり上げた時に一瞬の糸ふけを作ることです。そうしないと、うまくダートしてくれません。
ただ巻きだけでも釣れることがあります。
アタリがなければ、巻く速さやシャクる幅を変えるなど、いろいろ試してみるとよいです。
アタリがあればしっかり合わせます。
フッキングすれば、ラインのテンションを抜かないようにして巻いてきます。
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