アオリイカ釣りと言えばエギングです。
エサ釣りをする人もいますが、エギングをする人の方が圧倒的に多いです。
エギングは非常にゲーム性の高い釣りです。
誘って掛けて釣ります。
ここでは、エギングのタックルと釣り方についてご紹介します。
エギングの時期は?
エギングは春と秋がおすすめです。春は、産卵のため浅場にやって来た大型が釣れます。
4~7月までが狙い目です。
秋は、小型ですが数釣りが楽しめます。
9~11月までが狙い目です。
MEMO
エギングの難易度は春よりも秋の方が低いです。そのため、初心者は秋に釣りに行くとよいです。
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エギングのタックルは?
エギングのタックルは次のとおりです。
ロッド
ロッドはエギング専用ロッドがおすすめです。他のロッドでも代用できますが、あまりおすすめしません。
専用ロッドの方が釣りやすいです。
長さは8~9フィートです。
リール
リールはスピニングリールがおすすめです。バックラッシュしないのでキャストしやすいです。
サイズは2500~3000番を使います。
ライン
ラインはPEの0.5~0.8号を使います。エギングでは、感度のよいPEが使われることが多いです。
リーダー
ラインにPEを使うと、リーダーが必要となります。PEは根ズレで切れやすく、結び目が弱いためです。
リーダーにはフロロカーボンの1.5~2号を使います。
長さは90~150cmです。
短すぎると乗りが悪くなります。
リーダーの先にスナップを付けると、エギの交換がスムーズに行えます。
エギの動きがよくなるというメリットもあります。
ラインとは直結にします。
FGノットがおすすめです。
エギ
エギはアオリイカ用エギを使います。サイズは2.5~4号がよく使われます。
3.5号が中心となります。
春は大型を狙うので大きめ、秋は小型が多いので小さめを使うとよいです。
状況によって、ヒットカラーは変わります。
ピンク系・オレンジ系・ブラウン系などを揃えておくとよいです。
エギングのポイントは?
エギングは堤防や磯、サーフなどで行うことができます。特に、堤防からのエギングは人気が高いです。
堤防では、先端やコーナー付近が好ポイントとなっています。
潮通しがよいポイントや潮の流れに変化のあるポイントが狙い目です。
さらに、藻場やカケアガリ、沈み根、ベイトの回遊といった条件が揃えばかなり期待できます。
エギングの釣り方
まず、エギをキャストします。エギが着水すれば、ラインスラックを取って竿先を海面近くまで下げます。
ラインスラックとは、ラインが弛んだ状態のことです。
そして、ラインをまっすぐにします。
このようにすることで、ラインが風の影響を受けません。
底または狙ったタナまでエギを沈めたら誘い始めます。
ただし、いきなり誘ってはいけません。
先に、エギよりもリーダーが上にある状態にします。
そうしないと、シャクリを入れてもエギが跳ね上がりません。
基本的には、エギを左右へダートさせて、フォールとの組み合わせで誘います。
うまくダートさせるためには、ラインスラックがある状態でシャクらなければりません。
ラインスラックがないと、エギはまっすぐにしか進みません。
これではアオリイカを釣ることができません。
ダートを3回連続で行った後、フォールさせます。
アタリはラインの変化でわかります。
ラインが横走りしたり、エギが着底していないのに糸フケが生じたりします。
もちろん、ラインが引き込まれることもあります。
アタリがあれば、ロッドを立てて合わせます。
フッキングすれば、重量感が手に伝わってきます。
あとは、無理をしないようにゆっくり寄せてきます。
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